キャッシュフローとは

キャッシュフロー経営とは?ズバリ「資金繰り重視の経営」を意味します。
なぜ資金繰りが悪いのか?良いのか?「健全な資金繰りの本質」を知ることで、その真実が明らかになります。

資金の流れ

何故キャッシュフロー経営が大事なのか?

  1. 知らない間に資金が不足する6大病とは?
  2. 利益に関係なく増えるお金・減るお金とは?
  3. 絶対に達成しなければならない「経常利益」とは?
  4. 利益は出ているのに資金繰りが思わしくない原因とは?
  5. 本当の財産の中味(他人の物と自分の物)とは?
  6. 本当の自社の借入限度額とは?
  7. バランスシート(※1)を改善するだけで資金繰りが良くなる。

上記は、お伝えする一部ですが、経営者が理解しなければならない大事な要素です。
キャッシュフロー経営は上記を核とし、健全な企業へ成長させる為の戦略です。
「会社は経営者の器以上に大きくならない!」是非、チャンスを活用してください。

バランスシート※1 バランスシート
貸借対照表:たいしゃくたいしょうひょう
財務諸表の一つで、どのように資金を集め、どのように使ったのかを明確に示しているものであり、経営の実態を知る最も有益な資料です。
しかし残念ながら、一般的に多くの経営者が理解していない現状があります。

資金繰りを良くする事

「経営=資金繰り」と言われるほど、資金繰りを抜きにして経営は成り立たちません。

「そんな当たり前の事。知ってるよ!」と一瞬でも思った方へお聞きいたします。
現在、金融機関等(社長等からも含む)からの借入を頼らずに、以下の事がしっかりと実行で出来ていますか?

1:資金繰りが楽に行えているか?
2:決算時、消費税や法人税等の支払いを楽に行えているか?

答えが「Yes」ならば無借金経営に向かっている「健全な企業」といえます。

しかし、答えが「No」であるならば、危うい状態にあると言えます。

なぜ、中小企業は赤字経営が多いのか?

前述のとおり、どんなに赤字経営であろうと「資金繰りさえ成り立てば」会社は潰れません。

しかし、赤字経営を行っていては、資金が回るはずも無く「間違いなく金融機関からの借入や社長個人等からの借入」が行われているはずです。
(例外として資本金が大きい企業を除く)

つまり、健康では無いのに、お金が回ってなんとかなってしまう為、「赤字への危機感」が欠如してしまう事が問題なのです。

資金力に乏しい中小企業にとって、銀行等の金融機関等からの借入は、企業発展の「テコ」としての役割を得るはずです。
裏腹に、借入自体が中小企業を、倒産へ導いているケースがあまりにも多いのです。

無借金経営で行うのが本来のあるべき姿なのですが、やむ得ず借入を行う場合にも、
「借入を行う原理原則」があります。それを理解せず、「どんぶり経営」を行う事は非常に危険です。

この学びを通して、赤字経営は倒産に向かっている事であると、当たり前の危機感を持って頂きたいと願っています。